学校法人聖心学園は、これまでも子育て支援の一環として、幼稚園の教育時間を越えての長時間保育や3歳未満児の預かり保育などをおこなってきましたが、近年の社会情勢の変化に伴い、様々な子育て環境・意識の変化、地域と一体化した子育て支援の重要性、乳児から幼児までの一環した保育・教育とこどもの家庭と長期的な関わりをもち共にこどもの成長をささえていくことの重要性/可能性を感じてきました。
そこで、私たちは、文部科学省が子育ての新システムとして進めている幼保一元化の取り組みである、従来の幼稚園・保育園と子育て支援の機能を併せ持つ結合施設「認定こども園」について、新潟県と胎内市と協議を進めてきました。その結果、2012年度より、胎内市で初めての「幼保連携型」の認定こども園として、この新しい総合子育て&幼児教育施設を立ち上げることになりました。
今回の決定は、昭和23年に中条町(当時)地域の最初の幼児教育施設として開設以来、中条町~胎内市の幼児教育へ尽力してきた中条聖心幼稚園の新たな幼児教育・子育て支援の試みです。
教育・保育を一体的に行う施設で、いわば幼稚園と保育園の両方の良さを併せ持つところです。
保護者が働いている、いないにかかわらず利用でき、
保護者の就労状況が変化した場合でも、通い慣れた園を継続して利用できることが大きな特徴です。
また、認定こども園には今までどおり子育て支援の場が用意されています。
0歳児から小学校就学前まで、一貫したカリキュラムの下で保育・幼児教育を受けることができます。
0・1・2歳児は、保育園で養護面を大切に情操を育て、
3・4・5歳児は、幼稚園でひとり一人の個性と能力を伸ばし、
こころ豊かに育てる幼児教育を行います。
共働き世帯や、専業主婦(夫)世帯などのお子さんでも安心して通うことのできる
保育環境(給食、長時間保育、土曜保育、送迎バス等)を提供します。
※胎内市の入園基準に準じていなくても保育園に入園することが可能です。
【3~5歳児の1号認定(今までの幼稚園枠)】
※3号認定(0~2歳児)・2号認定(3~5歳児)
保育園枠は、就業等保育の必要な事由が必要です。
園に通っていないお子さんも「子育て支援センター すこやか」の利用の場があります。
専任相談員による、ご家庭・園・地域を結ぶ子育て支援事業を行っています。